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キラリひょうごプロジェクト紹介(平成26年度)

漁師素潜り淡路島天然わかめプロジェクト

<概要>

添加物を使用しない佃煮や煮魚等を製造する武田食品冷凍(株)では、淡路島由良の前浜に自生する淡路島産天然わかめを、地域資源として町ぐるみで育てる取組みに挑戦しています。国産天然わかめは国内流通わかめの1%と稀少で、中でも、漁師が素潜りで、海中で良い物だけを選別して水揚げする取組みは全国でもほとんど例がありません。紀淡海峡が育んだ、歯ごたえと磯の香りが自慢の逸品です。

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本プロジェクトの魅力

意外な天然わかめの流通量

日本食の定番ともいえるわかめの流通事情は意外に知られることがなく、現在市場で販売されるわかめの量は年間約30万t。そのうち実に約8割が輸入わかめであり、さらに残り2割の国産わかめについても95%以上が養殖物です。
国産の天然わかめは全体の1パーセントしか流通しておらず、めったに手に入るものではありません。

天然わかめと養殖わかめの違いはそのしっかりとした歯ごたえと磯の香りにつきます。またこのわかめは熱に強いという特徴を持ち、加熱しても煮くずれしにくいことから煮物やお味噌汁だけでなく、パスタやバター炒め、天麩羅等、調理方法も豊富です。

一度買って下さったお客様がファンになることが多く、リピート率が極めて高いことも特徴の一つです。味・食感・調理の幅広さ・安全性やまた国内消費の観点からも注目されるべき海産物です。

水揚げした新鮮な天然わかめを湯通しし、丁寧に洗います。この工程を海水ではなく真水で行うことも衛生面などへのこだわりの1つです。

武田食品が漁師から評価される理由

天然わかめの収穫方法は様々です。ほとんどの場合が底引き漁法や、船上から器具を用いて絡み取る漁法などで収穫していますが、武田食品では素潜り漁にこだわりすべての漁師さんにこの漁法でのわかめ収穫を徹底しています。これは海中で程良く育った美味しいわかめだけを選別し、必要分以外のメカブ(根の部分)を残し漁場を大切にしたいという気持ちからです。
この取り組みは地元漁師たち、また地域の人々の共感・協力も得ることになり、4年前に10tからスタートした水揚げは消費者の需要増加に伴い年々倍に増え、協力漁師の人員も増加、本年度は100tの水揚量となりました。今では地域の皆がこの貴重な資源を正しく理解し、より良い商品を作り、育てていこうという気概に溢れています。
町を挙げての取り組みの下地もでき、地域から期待される産業になりつつあります。

応援メッセージ

漁師リーダー 木下 利一

漁師リーダー 木下 利一

4年前に武田さんから「わかめを獲ってみないか?」と言われた時は正直驚きました。
沖にワカメが生えていることは知っていましたし、美味しい事も知っていましたが、あのわかめを商品として販売するということは考えてもみなかったからです。
最初の年は仲間3人で潜り10トン、徐々に良いわかめの育つ場所や環境がわかるようになり、3年目には50トンの収穫、そんな中、私達のわかめが各地で高評価だと聞くたびに大きな勇気をもらいました。
今年は漁師も20人になり水揚量は100トン、来年もメンバーが増える予定です。
大切な資源を町のみんなで大切に育て、日本中のみんなに知ってもらいたいと毎日思っています。

飲食店ほたる経営者 橋本 和恵

飲食店ほたる経営者 橋本 和恵

私はこの町で飲食店を始めて25年になります。
自生の天然わかめは毎年漁師さんから頂いており、その美味しさは知っていました。
でも4年前に武田さんがわかめの事業を始めると聞いた時は、はたしてうまくいくのか?と心配しました。
そして2年前には武田さんから「わかめの天婦羅」を作ってみてほしいとの依頼がありました。
当初は「わかめの天婦羅なんて・・」と思いましたが、作ってみると思いのほか美味しく正直驚きました。
元気なわかめは加熱で風味が増し、今ではみんなが大好きなメニューです。
昨年はこの斬新な調理法と評判が新聞などでも大きく取り上げられ、今では県外からのお客様もいらっしゃいます。
うちのお店で素潜り漁師さんと武田さんが天然わかめのことで時に言い争いになりながらも、夢を語り合う姿を見て微笑ましく思っています。
この町で生まれ、大きく育とうとしているこの事業をとても楽しみにしています。

営業者紹介

武田食品冷凍株式会社

昭和38年、武田邦次が武田商店(養殖魚飼料の製造販売)を創業
同年水産加工食品の製造販売を開始
淡路島近海の魚介類を原料とする添加物不使用の佃煮や煮魚、天日干しの干物を製造販売
近年は紀淡海峡の天然わかめ加工に注力し、全国に卸している。

< 会社沿革 >

1963年(昭和38年) 武田商店を創業
1989年(平成元年) 武田食品冷凍株式会社に法人化
2011年(平成23年) 天然わかめの加工・販売を開始

< 参考ウェブサイト >

代表取締役 武田 次郎

代表取締役 武田 次郎

昭和38年まれ。立命館大学経営学部卒業後、イズミヤ株式会社入社。
2年の勤務を経て武田商店入社、平成元年に武田食品冷凍株式会社の代表取締役に就任し現在に至る。
地元漁業関係者とは力強いネットワークを保っている。

代表メッセージ

この事業は4年前の春、私を含め5人の仲間で始めました。
開始当初から、やるからには「天然わかめと言えば、淡路島産」と言われるブランドに育て上げよう、が合言葉でした。
当初は試行錯誤でなかなか難しい事も沢山ありましたが、参加してくれる漁師さんも増えて、
「これが淡路島の天然わかめです。」と胸を張って言えるようになりました。
このわかめを食べて下さったかたはみんな驚きます。
「こんなわかめ、初めて食べた!!」そして笑顔になります。
淡路島の天然わかめは未だ全国的には知られておりません。
美味しいわかめで一人でも多くの方を笑顔に、そして健康に。私達の願いです。
今、地方の漁師さん達は資源の減少や燃料の高騰などでとても苦しんでいます。
天然わかめの事業が大きくなる事で、大勢の漁師さんも幸せになります。
そして後継者の育成、町の発展にも繋がっていきます。
「天然わかめと言えば淡路島産」
是非是非、ご協力をお願いいたします。

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<ご注意(必ずお読みください)>

ふるさと投資は、元本及び分配金が保証されているものではありません。したがって事業者の財務、経営悪化などにより、損失が生じる可能性があるといったリスクが考えられます。本ホームページは投資勧誘を目的とするものではありません。また、本ホームページで紹介しているプロジェクトは、外部有識者を中心とした審査委員会の審査にもとづき選定していますが、前述のリスクを排除するものではありません。兵庫県及び(公財)ひょうご産業活性化センターは同プロジェクトに対する投資を行った結果に対し、一切の責任を負うものではありません。