HOME >  プロジェクト紹介(平成28年度) >  兵庫発・自家栽培無農薬小麦“せときらら”の「無添加パン」プロジェクト

キラリひょうごプロジェクト紹介

兵庫発・自家栽培無農薬小麦“せときらら”の「無添加パン」プロジェクト

<概要>

新品種小麦”せときらら”の風味を生かしたパンを全国で初めて製品化し、小麦の栽培、自社での生産加工、そしてパンの製造販売までを一貫して自社で行います。
南あわじと稲美町の農地で無農薬・有機肥料を使い小麦を栽培。製粉は石臼での時間をかけて低温製粉。
パン製造は小麦と赤穂塩のみで無添加でシンプルに焼き上げ、小麦の風味や小麦本来の甘味を引き出し 毎日お米のように食べられるパンを作りました。すべてが自社管理ですので、本当の安全・安心と言えるヘルシーな食生活を支援する、山のパン屋 ダディーズベーカリーのプロジェクトをご紹介します。

お話いただいたのは・・・
事業担当者
村井 文仁さん (山のパン ダディーズベーカリー)

プロフィール
平成21年11月、元は店舗設計施工の経験を生かし、西宮市山口町に「ダディーズベーカリー」を創業。自らパン職人になり、現在は農業も手掛け小麦栽培からパン作りまで手掛けている。

この事業のふるさと投資はこちら(外部サイトへリンク)
山のパン屋の自家栽培小麦パン作りファンド(外部サイトへのリンク)

プロジェクトの背景

日々の食卓を健康にしたい

近年、日本の食卓で主食となりつつあるパン。毎日、口にしているそのパンがどんな材料でできているのか、気になったことのある方がいらっしゃるのではないでしょうか。

村井さん

朝食や昼食で すっかり主食として定着しつつあるパンですが、市販されている食パンの多くは砂糖やマーガリンが多く使用されたカロリーの高い商品となっています。私たちの店は地産地消をモットーにしていますので、地域のお客様の健康を大切にした、安全・安心でヘルシーなパンをつくりたいと考えるようになりました。


「安全・安心」を実現するため、材料に国産小麦を使用するだけでなく、今回のプロジェクトではパン屋である事業者自らが小麦の栽培にも挑戦されます。

村井さん

毎日食べても体にやさしく、小麦の風味をしっかり感じられ、主食にふさわしいパンづくりを目指します。このプロジェクトでは、そのための小麦づくりから取り組んでいきます。パンの主原料となる小麦を輸入に頼っている状態では、安全性や安定性に不安があります。自分で独自にこだわった小麦の無農薬栽培、天日干し乾燥、石臼による低温製粉まで、時間のかかる昔ながらの生産方法で製造することで、安心安全な本来の小麦のパンづくりを可能にしたいと考えました。


このプロジェクトで栽培・使用する小麦の名前は「せときらら」。市場では流通しておらず、兵庫県内での栽培も初となります。

村井さん

「せときらら」は現在山口県や北九州市などで試験的に栽培されていますが、小麦粉としての市販はされていないという状態です。西日本の温暖な地域では、パン用の小麦として「みなみのかおり」という品種が多く栽培されています。せときららはこの品種よりも栽培しやすく、製パン性に優れた特徴を持っています。市販に向けた試行段階にあるこの小麦を自分で育て、実際にパンの製造・販売を行うという、全国初の取組に挑戦します。


「せときらら」を使用した製品化が成功すれば、安心・安全な食べ物にこだわりを持つ方や、より良い素材の食品を求める消費者からのニーズに応えながら、地域の顧客の健康に配慮した食が実現できると村井さんは考えています。






社会への効果

1.小麦自給率の向上

現在は「主食となるためのパン」のみを「せときらら」で製造していますが、将来的にはお店で扱う全てのパンで使用していきたいと、村井さんは考えています。

村井さん

自社では3000坪の畑で3トンしか収穫できず、自店舗で年間に使用する小麦の1/3程度です。小麦の生産量が安定するまで、まずは「せときらら」を使用する食パンのシリーズを確立させ、ネットなどを通じて販売していきます。製造数に限りがありますが、段階的に進めていきたいと思います。


村井さんが小麦生産地のひとつに選んだ兵庫県稲美町では、2040年までの町の方向性や施策を示した「稲美町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の中で、安定した雇用の創出を図るため「地域特性を活かした農業の振興」を今後5年間の政策として設定しています。

村井さん

町の方針として農業を産業として育てていくことや、新規就農者への支援が予定されています。そのような中で、私たちの取組が町の未来の力になれればと思っています。また、私たちの新しい挑戦を後押ししていただけるような、町からの協力体制にも力をもらっています。


高齢者が支える農業から地域と意欲ある農業者が支える農業へ。自治体とも連携した取組が広がる予定です。




2.安心・安全な食の提供

村井さんご自身で収穫したせときららを使い開発したパンは、小麦と塩のみの味付けとなっています。

村井さん

今年初めて収穫した小麦を使ってみましたが、とてもシンプルでおいしいパンができました。食卓における白米のような「毎日の主食になるパン」に仕上げたいと思います。毎日、口にしてもらうために、添加物を使用していません。現在販売している他のパンとは別の新しい魅力を伝えながら、このパンを展開していきたいと思います。


美味しいと感じる素材をきちんと丁寧に扱うこと。その思いを共有できる作り手と連携し、製造を担ってもらうこと。量産のための添加物には頼らないこと。このような信念をまっすぐに持ちながら地域とお客さんを大切にする取組が、稲美町の小麦畑と西宮市の店舗を通じ、発信されようとしています。




< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >     「兵庫発・自家栽培無農薬小麦“せときらら”の『無添加パン』プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
山のパン屋の自家栽培小麦パン作りファンド(外部サイトへのリンク)






事業者の紹介

山のパン屋 ダディーズベーカリー

< 会社沿革 >

平成21年11月、全勤務先でのパン製造の経験を活かし、西宮市山口町に「ダディーズ ベーカリー」を創業。平成28年2月、加古郡稲美町に移住し、農業者より指導を受けながら、新品種“せときらら”を使ったパンづくりに取り組む。

<参考ウェブサイト>

・ウェブサイト http://www.daddysbakery.jp/

<ご注意(必ずお読みください)>

ふるさと投資は、元本及び分配金が保証されているものではありません。したがって事業者の財務、経営悪化などにより、損失が生じる可能性があるといったリスクが考えられます。本ホームページは投資勧誘を目的とするものではありません。また、本ホームページで紹介しているプロジェクトは、外部有識者を中心とした審査委員会の審査にもとづき選定していますが、前述のリスクを排除するものではありません。兵庫県及び(公財)ひょうご産業活性化センターは同プロジェクトに対する投資を行った結果に対し、一切の責任を負うものではありません。