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キラリひょうごプロジェクト紹介

伝統とこだわりの麹でつくる「HANAFUSAブランド」プロジェクト

<概要>

天保12年創業の伝統の醸造技術と国産原料にこだわった糀に地元食材を用いた加工食品シリーズをインターネット展開し、但馬地域の豊かな食材を全国へ発信する有限会社花房商店のプロジェクトをご紹介します。

お話いただいたのは・・・
事業担当者
花房 靖裕さん(有限会社花房商店 代表取締役)

プロフィール
高校卒業後、京都や大阪で映像デザイナー(CM・映画)として勤務。地元の方々や観光客の方に実家の醤油を「美味しい」と言っていただき、その独自性・希少性に気づく。32歳で故郷の味を残し続けたいと決意を固め、竹野に帰り事業を継承。

この事業のふるさと投資はこちら
但馬HANAFUSA伝統糀ファンド(外部サイトへのリンク)

 

プロジェクトの背景

地域に根差す新しい伝統

兵庫県の最北端、海と山に囲まれた自然豊かなまち・豊岡市竹野町で、花房商店は江戸時代から事業を営んでいます。

花房さん

創業時から受け継ぐ醸造技術と国産の原材料にこだわった糀(こうじ)を使用して、発酵調味料や発酵食品を製造・販売しています。商品づくりのテーマは「安心安全の美味しさ」。安心な食品とは、子どもが安全に口にできるものだと考えています。これを実現するために、原料や製法へ徹底的にこだわっています。

 

7代目として事業を受け継ぐ花房さんは、ご自身がデザインの仕事に就いていた経験を生かし、商品のブランド化に取り組んでいます。この「ブランド化」は、既存商品の見せ方を変えたり、パッケージを変更したりといった小さな動きにはとどまりません。

花房さん

「HANAFUSAシリーズ」として、塩糀、甘糀、醤油糀、するめ糀漬け、もろジェノ、もろみみそ、鸛の福といった7商品を展開しています。これらの商品も含め私たちがつくる醤油や味噌の商品はすべて、国産丸大豆と国産小麦を使用するようにしています。現在の日本では、大豆の90%以上、小麦は約85%を輸入に頼っています。国産の原料は高価ですので、使用する蔵は日本でもほんの僅かです。
今回のプロジェクトでは、地産地消をさらにもう一歩進めたいと考えています。例えば、但馬の海で取れる海産物と発酵調味料を合わせた商品展開です。HANAFUSAシリーズのひとつである「するめ糀漬け」で、現在するめは北海道産のものを使用していますが、但馬の海でとれたものに変え、地元の味を「HANAHUSAブランド」として伝えていきたいと思います。

 

原材料だけでなく、商品全体としての強化も予定しています。たとえば醤油も「HANAHUSAブランド」に加えるとしてパッケージを刷新し、展開していくための試作を行われているとのことです。

 

社会への効果

「国産」への挑戦

国産大豆の価格は年々上がっており、原料へこだわりながら利益を向げていくことは年々厳しくなっていると言います。

花房さん

厳しい状況ではありますが、安全・安心・おいしさの礎となる国産原料へのこだわりをHANAFUSAの誇りとし、未来へと継承していきたいです。クラウドファンディングへ挑戦しようと思ったのも、「多くの人にこの思いを知ってほしい」という理由からです。事業を展開するための応援を募るという意味ではもちろんですが、何よりも私たちの取組みに共感してくれる方々と出会いたいと思っています。

 

すでに豊岡市産の「コウノトリ育むお米」、豊岡市竹野町産の「誕生の塩」などの地域資源活用へ積極的に挑戦している花房さん。地場の材料を使用することで、体や環境に良い商品をつくり、豊岡市や竹野町のPRへつなげていくことができると感じています。

花房さん

最近では、健康意識の高まりから発酵食品が見直されるようになってきています。そんな糀と但馬地域の海産物融合した商品をPRすることで、但馬地域の海産物の消費拡大や活性化へつなげたいと考えています。

 

商品を販売することが、体にもよく、地域にもよい効果をもたらす。そんな新しい循環が生まれようとしています。

花房さん

私たちの商品は、古くから地元の方に愛していただいていました。お客様からは、良いところも悪いところも直接感想を聞かせていただける関係にあります。170年ともに歩んできた糀と改めて向き合いながら、HANAHUSAブランドを通じ豊かな地域の食材や食文化を発信したいと考えています。

 

今後は製造の効率化へ向けた機械化や、より多くの方に受け入れられるようなパッケージ開発などにも力をいれていくとのこと。商品に対する強い思いと、長い年月で培った品質・ブランドに裏打ちされる地域からの信頼。それに頼り切ることなく、時代に応えるように変化していく、長寿企業での新しい取組みが始まっています。

 

< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >     「伝統とこだわりの糀でつくる『HANAFUSAブランド』プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
但馬HANAFUSA伝統糀ファンド(外部サイトへのリンク)

事業者の紹介

有限会社花房商店

< 会社沿革 >

天保12年(1841年) 「かうじや(こうじや:糀屋)」として、糀(こうじ)製造を始める。
明治25年(1892年) 醤油の取り売りを始める。
昭和58年 法人化。
平成9年 第24回全国醤油品評会受賞
平成10年 兵庫県食品衛生大会で食品衛生優良施設として、兵庫県衛生協会賞受賞。

<参考ウェブサイト>

(花房商店)

(HANAFUSA)

<ご注意(必ずお読みください)>

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