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キラリひょうごプロジェクト紹介

自社一貫生産によるガラスアクセサリー”JAPANシリーズ”プロジェクト

<概要>

特許取得したガラス素材の製造から企画、加工、アクセサリーの組立、販売まで一貫して行っている日本で唯一のガラスアクセサリーメーカーで、インバウンド向けを含めた直営と観光地への卸販売で全国に発信する、有限会社喜南鈴硝子(きなりがらす)のプロジェクトをご紹介します。

お話いただいたのは・・・
事業担当者
宮田 仁志さん(有限会社喜南鈴硝子 営業部長)

プロフィール
平成15年
喜南鈴硝子へ入社。営業を経てガラス素材研究開発部へ。
その後産業技術総合研究所との共同開発に従事。特許取得。
平成19年
上記素材の製造工場として、兵庫県篠山工場新設時、責任者として配属。
平成23年
本社を篠山に合併。その際事業全体の管理者として営業部長に昇格。

この事業のふるさと投資はこちら(外部サイトへリンク)
伝統工芸とんぼ玉の外国人向け製品ファンド(外部サイトへのリンク)


プロジェクトの背景

人と地域にやさしい工芸

「ガラス工芸をより多くの人に」という企業理念を掲げる喜南鈴硝子(きなりがらす)は、兵庫県は丹波地域の篠山市、自然豊かな山間に位置する企業です。

宮田さん

喜南鈴硝子では主に、「ガラス素材と加工道具の販売」と「完成品としてのガラス製品の販売」の二つの事業を行っています。代表商品は色ガラスに模様をとじこめた「とんぼ玉」と呼ばれる手作りのガラスビーズで、アクセサリーなどの製品販売のほか、とんぼ玉をつくるワークショップや教室等も展開しています。


篠山市は、篠山城跡の城下町一体で行われているまちづくりの活動や、郊外に点在する集落での古民家リノベーションなどが知られています。宮田さんご自身も地元の方々に受け入れられるよう喜南鈴硝子の関連会社として、城跡近くに自宅兼とんぼ玉の店舗を持たれているなど、この地域に魅力を感じていらっしゃる様子です。

宮田さん

豊かな自然と静かな環境にひかれ、2007年に篠山市へ製造拠点を移しました。今回のプロジェクトでは、この丹波・篠山から、喜南鈴硝子が持つ特許技術を生かしたガラス素材から作られる「とんぼ玉」などガラス工芸の魅力を発信していきたいと考えています。


のどかな地域性が注目を集める一方で、篠山市は様々な製造業が営まれる産業色豊かな土地でもあります。工芸用ガラスの製造会社として国内で高い知名度とシェアを誇る喜南鈴硝子は、この地を拠点に製造へさらに力を入れたいと考えています。

宮田さん

日本ではガラスビーズの素材となる色ガラスの多くは「鉛ガラス」が使われてきました。一方で産業用ガラスでは非鉛化が進み鉛の代替製品で置きかえられています。喜南鈴硝子ではそのような時代背景も考慮し、また製造現場や作業者への観点から、鉛を含まない「無鉛ガラス」を開発し、特許を取得しました。さらにガラス溶融技術の向上により、今までにない透明感のある素材開発に成功しています。現在では主にそのガラスを使用した製品づくりを行っています。


人に優しく、環境にも優しい工芸を実現したいとの思いが、会社の基盤にあります。




社会への効果

1.「とんぼ玉」の知名度向上と工芸への関心を引き出す

このプロジェクトでは、ガラス工芸品の販売を通じ、その魅力を発信していきます。

宮田さん

観光地などで人気が高い「とんぼ玉」ですが、日本国内全体での知名度はまだまだ低いと感じています。多くの方に実物の美しさを知ってもらい、新たな顧客と販路を開拓したいと考えています。日本文化を発信していく観点からも、特に当社で人気の高い和柄のアクセサリー「JAPANシリーズ」を今後拡大・展開していきます。


近年ではハンドメイド商品の人気が高まり、作り手の顔が見える商品が求められるなど、アクセサリー販売市場の変化も後押しになっています。

宮田さん

お土産物としての販路はもともと売上の中心にありましたが、近年は外国人観光客が増加をしていることもあり、今後さらに売れ行きが伸びると予想しています。今後は観光地での直営店展開も含め、発信を進めていきたいと思います。




2.地域に根差す担い手の育成

ガラス素材の製造は、経験豊富な熟練の技術者でなければ行うことができません。

宮田さん

現在の本社従業員は、全員丹波地域で雇用しています。このプロジェクトが高い技術を持った人材を地域で育てることにもつながればと思います。私たちの会社は人材育成に力を入れていて、従業員の定着率が高いことが強みです。


他社にない高い技術力で、さまざまな地域へ出店されている喜南鈴硝子。“丹波発”のガラス工芸が、日本を象徴する産業へ育とうとしています。




< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >     「特許技術のガラス工芸“JAPANシリーズ”プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
伝統工芸とんぼ玉の外国人向け製品ファンド(外部サイトへのリンク)

事業者の紹介

有限会社喜南鈴硝子(きなりがらす)

< 会社沿革 >

沖縄工芸村の経営(沖縄ガラス)を経て、平成9年、大阪京橋において吉村商会を創業し、とんぼ玉(ガラス工芸)を販売する。
平成12年 有限会社喜南鈴硝子を設立。
平成17年に浅草橋店、平成20年横浜店、平成21年有馬店を開設。
平成19年 本社を篠山へ移転。現地において、本社機能、製造工場、倉庫として本格稼働。
平成23年 開発した無鉛ガラス棒が特許を取得。
現在では、製造をはじめ直営4店舗、卸、インターネットなどで販売。また、とんぼ玉を自作できる「とんぼ玉教室」を開講。

<参考ウェブサイト>

<ご注意(必ずお読みください)>

ふるさと投資は、元本及び分配金が保証されているものではありません。したがって事業者の財務、経営悪化などにより、損失が生じる可能性があるといったリスクが考えられます。本ホームページは投資勧誘を目的とするものではありません。また、本ホームページで紹介しているプロジェクトは、外部有識者を中心とした審査委員会の審査にもとづき選定していますが、前述のリスクを排除するものではありません。兵庫県及び(公財)ひょうご産業活性化センターは同プロジェクトに対する投資を行った結果に対し、一切の責任を負うものではありません。