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キラリひょうごプロジェクト紹介

若手の牧場経営者が挑む但馬牛繁殖プロジェクト

<概要>

国内外で人気の高い但馬牛の繁殖・肥育・出荷を一貫して行える生産体制を構築し「神戸ビーフ」のブランド力向上を目指す、株式会社神戸井相田牧場のプロジェクトをご紹介します。

お話いただいたのは・・・
事業担当者
井相田 弘幸さん(株式会社神戸井相田牧場 代表取締役)

プロフィール
平成13年 3月、兵庫県立播磨農業高等学校卒業
平成16年 3月、農業者大学校卒業
平成17年、   井相田牧場入社
平成22年12月、法人設立と同時に代表取締役に就任

この事業のふるさと投資はこちら(外部サイトへリンク)
神戸井相田牧場の神戸牛ファンド(外部サイトへのリンク)

プロジェクトの背景

1.ブランドを支える農家の減少

兵庫県の名産、神戸ビーフ(神戸牛)。神戸ビーフと呼ばれる牛肉は、生まれたときから「神戸ビーフ」を名乗れるわけではありません。兵庫県但馬地域を原産とし、指定業者の元で生まれた「但馬牛」を素牛として育った牛のうちのさらにごく一部、日本で一番厳しいと言われる審査基準に合格した牛肉のみが「神戸ビーフ」と名乗ることを認められます。
この神戸ビーフを育てるためには、「繁殖農家」と「肥育農家」、それぞれ異なる役目を持った2種類の農家が不可欠です。繁殖農家とは、母牛を飼育し子牛を産ませる農家のことを称します。もう一方の肥育農家とは、その子牛を肉用の牛として育て、体重を増やし肉質が高まるよう管理を行う農家のことを称します。それぞれの農家に求められる専門性は大きく異なります。

井相田さん

神戸ビーフへの需要は国内外から高まっています。その一方で、高齢化や少子化に伴い繁殖農家の数が減少し、子牛の出荷頭数繁殖は年々減少しています。そのため子牛の価格が値上がりし、子牛を仕入れて安定生産を行うことや、安定的な利益を確保することが難しくなっているという現状があります。

 

今回のプロジェクトでは、これまで肥育農家として挑戦を重ねてきた神戸井相田牧場の井相田さんが、繁殖農家と肥育農家の両方を兼ねた「一貫農家」として新しい牛の繁殖事業を構築することを目指します。

井相田さん

これまで私たちは、肥育農家として牛の育成のみを行ってきました。繁殖へは試験的に取り組んできましたが、今回本格的に事業化へ向けて挑戦します。肉用牛の繁殖から肥育まで一貫生産体制を構築することで、安定的に繁殖用の雌牛を増やし、「神戸ビーフ」のブランドを安定的に維持しながら、強化していきたいと考えています。

 

2.広がる兵庫の「和牛ブランド」を支える

この挑戦の裏には、自社の事業改革のみに留まらない地域産業への思いがあります。

井相田さん

兵庫県には、神戸ビーフのほかに「加古川和牛」「丹波篠山牛」「黒田庄和牛」などの県産和牛ブランドがあります。けれども、これらの地域和牛の知名度は全国的に高いとは言い切れません。神戸ビーフ市場が活性化することで、同じ兵庫県の他のブランド和牛にも注目が集まり、全国的な知名度が上がっていくことを目指しています。今回の取組をきっかけに、他道府県産の和牛に負けない人気を築いていきたいと思います。

 

一貫農家を営むためには、時間もお金も手間もかかります。新規に参入する人が少ない中で、井相田さんの言葉には「神戸ビーフ」を守るための決意がにじみます。

 

社会への効果

1.ブランドを支える生産体制と産業の強化

このプロジェクトを通じ事業規模を拡大することで、新規就農者の採用・育成を実現し、地域の雇用創出・活性化を担うことを目指しています。

井相田さん

挑戦する私自身が32歳と若いことも、プロジェクトの強みの一つになるかと思います。若手農家や就農希望者の希望となるような、事業の拡大と産業の掘り起しができると考えています。

 

就農人数が増えることで事業が軌道に乗る仕組みを構築できれば、年々減少の傾向にある農家全体を支えていくことができます。

井相田さん

生産量を増加させることができれば、和牛を安定的に供給し、増加の傾向にあるインバウンド消費(外国人観光客による消費)を支えながら、海外市場を開拓しながら輸出していくなど、事業の拡大ができると考えています。

 

2.安心・安全な食の提供

一貫生産体制では、子牛の繁殖から肥育・出荷までを一社で担うことができ、生産者の顔が見える良質で安全な牛肉の提供が可能となります。また生産管理が徹底できるため、肥育中の事故を減らすことも期待できると言います。

井相田さん

品質を向上しながら生産量も安定的に維持しつつ、増加するニーズに対応し、市場を支え続けられるような取組にしたいと思っています。

 

 

< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >     「若手の牧場経営者が挑む但馬牛繁殖プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
神戸井相田牧場の神戸牛ファンド(外部サイトへのリンク)

 

事業者の紹介

株式会社神戸井相田牧場

< 会社沿革 >

昭和22年 現代表の叔父である藤井門次氏が創業。
昭和35年 現代表の実父である井相田満雄氏が事業を継承し「井相田牧場」となる。
平成17年 現代表の井相田弘幸氏が「井相田牧場」入社。
平成22年12月 株式会社神戸井相田牧場設立。代表取締役に井相田弘幸氏が就任。

<参考ウェブサイト>

・なし

<ご注意(必ずお読みください)>

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