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キラリひょうごプロジェクト紹介

老舗料理旅館が狩猟から手掛ける「白味噌ぼたん鍋」プロジェクト

<概要>

農林水産省選定・郷土料理百選に入る兵庫の「ぼたん鍋」を上品な白味噌仕立てで提供。地域活性化と地元猟師の応援を目指す、囲炉裏の宿 豊楽のプロジェクトをご紹介します。

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豊楽 白味噌仕立ての「ぼたん鍋」ファンド(外部サイトへのリンク)

お話いただいたのは・・・

囲炉裏の宿 豊楽(ほうらく) 【神河町】

会社略歴

1960年 地域活性化のため、旧警察庁峰山無線中継所の払下げを受け「山の家 豊楽」開業
1973年 2階建ての新館が完成により旅館業本格稼働、ぼたん鍋の提供を開始
2002年 囲炉裏部屋にて料理の提供を開始、以後「囲炉裏の宿 豊楽」を屋号とする
2013年 神河町営施設「水車公園こっとん亭」指定管理業務受託

プロジェクトの背景

名物料理で課題解決

兵庫県のほぼ中央付近に位置する神河町(かみかわちょう)は、その面積の約8割を山林が占め、豊かな自然と親しむ観光体験、森林体験等が人気を集める町です。この地で営まれる有名旅館が、その豊かな環境で育まれる“とある資源”を、今回のプロジェクトで活用します。

囲炉裏の宿 豊楽(以下、豊楽)
神河町で古くから親しまれており、私たちの旅館でも40年近く続く人気メニューとなっている「白味噌仕立てのぼたん鍋」の、インターネット通販に挑戦します。「ぼたん鍋」とは薄く切った猪の肉を牡丹の花のような形に並べて作る鍋料理で、猪肉は地元神河町産のものを使います。

通販事業はもとより、小売り事業への挑戦は初めてだという同館。なぜ今、この事業へ取り組むことになったのでしょうか。

豊楽
猪を狩る猟師は全国的に高齢化しており、今後その人数は減少していくことが予想されています。人手不足により適切な狩りが行われなくなれば、増えすぎた猪による農業や家屋への害獣被害が懸念されるほか、自然界の生態系が乱れてしまうおそれがあります。これは神河町で旅館を営む私たちにとっても、向き合っていかなければいけない課題であると思います。この状況を変えるためには、猟師の収入が安定したものになり、若い方が猟師を目指したくなるようなきっかけが必要です。そこで、猪を使った料理が多くの方に消費されるような新しい仕組みを作りたいと思っています。

全国的に、ジビエ料理(野生の鳥獣を材料とした料理)への需要は高まっているといいます。

豊楽
私たちの宿では2代目である現代表が狩猟免許を持っているため、地元の猟師仲間との協力のもと、自分たちで狩りを行うことができます。現在は旅館での提供用として年に2~3頭を狩り、10頭程度を猟師仲間から仕入れるのみに留まっていますが、全国を対象とする通販事業へ参入すれば、ジビエ料理の流行を追い風に、更なる消費量の増加が見込めます。

既に旅館で提供している商品であることから、製造方法や味には絶対の自信があります。

豊楽
ぼたん鍋は日本各地で昔から親しまれていますが、多くの地域では赤味噌仕立てで食べられています。ここ神河町では上品な白味噌仕立ての味付けが主流になっていますので、この味を全国に広めたいと思っています。また過去に当館を訪れ ぼたん鍋を食べていただいたお客様にも、通信販売を使ってもう一度この味を楽しんでいただける機会になればと考えています。

社会への効果

過疎化が進む地域に活気を

神河町は2017年4月1日の過疎地域自立促進特別措置法一部改正を受け、2017年度から4年間、人口減少が急速に進む「過疎地域」として指定を受けました。

豊楽
人口減少を食い止め、地域で暮らす人を増やすためには、なにより働く場所、雇用機会の創出が必要です。新たな雇用を生み出す新しい事業を展開することで地域に貢献したいとの思いが、この事業を考えるきっかけとなりました。

猟師の後継者育成、害獣被害の防止、雇用の促進。この事業に込める思いは強いものです。

豊楽
猪の狩猟が事業として役立つ環境を整備することで、数々の地域課題解決に繋げたいと思います。旅館を拠点に狩猟から加工までを一貫して行うため産地や加工の工程が明確で、お客様にとって信用できる商品になると思います。

既に猪肉のインターネット通販へは多くの事業者が参入していますが、このプロジェクトでは大手事業者に負けない魅力を伝えようとしています。

豊楽
低価格で猪肉を販売する大手事業者に対し安さの面では負けてしまいますが、兵庫県産の野菜と猪肉を組み合わせた「ぼたん鍋セット」をつくるなど、都市部に暮らす人が自宅で気軽に ぼたん鍋を楽しんでいただけるような形で商品を展開していきたいと思っています。ネット通販ではお客様からの口コミなどから人気を後押しいただくこともできますので、徐々に販路を拡大し、猪肉の消費量増加へつなげていきたいと思います。
私たちの ぼたん鍋を召し上がった方が、「神河町へ行ってみようかな」と思うきっかけになれれば幸いです。

新規事業への挑戦に「リスクはあると思う」としながらも、まっすぐに地域と向き合う覚悟を決められている同社。課題解決に向けた挑戦が始まります。

< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >
「老舗料理旅館が狩猟から手掛ける『白味噌ぼたん鍋』プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
豊楽 白味噌仕立ての「ぼたん鍋」ファンド(外部サイトへのリンク)

※本ページへ記載している内容は、2017年12月現在のものです。

<ご注意(必ずお読みください)>

ふるさと投資は、元本及び分配金が保証されているものではありません。したがって事業者の財務、経営悪化などにより、損失が生じる可能性があるといったリスクが考えられます。本ホームページは投資勧誘を目的とするものではありません。また、本ホームページで紹介しているプロジェクトは、外部有識者を中心とした審査委員会の審査にもとづき選定していますが、前述のリスクを排除するものではありません。兵庫県及び(公財)ひょうご産業活性化センターは同プロジェクトに対する投資を行った結果に対し、一切の責任を負うものではありません。