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キラリひょうごプロジェクト紹介

地元産「須磨のり」で漁業者・お客様と“三方よし”プロジェクト

<概要>

「知る人ぞ知る」地元須磨の銘品、栄養豊かで”バリバリおいしい”海苔の全国発信を通じ、漁業と地域を活性化を目指す、株式会社河昌のプロジェクトを紹介します。

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お話いただいたのは・・・

株式会社河昌(かわしょう)【神戸市須磨区】

会社略歴

昭和46年10月27日 須磨区南町にて現社長の父、藤井昭が創業。
昭和57年8月25日 株式会社河昌設立(藤井昭が初代代表取締役に就任)。
昭和63年10月19日 南町から現在の松風町に移転。
平成8年9月 藤井昌治が2代目代表取締役に就任。
平成20年4月 新社屋完成。
平成22年1月 海苔焼きの工場開設、自社加工開始
平成28年6月 工場と倉庫、須磨本店隣に移設。

プロジェクトの背景

地元の「“隠れた”名品」

株式会社河昌が本社を構える神戸市須磨(すま)区は、豊かな山と海に囲まれ、市街地と自然がバランスよく調和する町です。
中でも美しい砂浜を持つ須磨海岸は有名で、京阪神地域随一の海水浴場として多くの人に愛されています。

株式会社河昌(以下、河昌)
私たちの会社は、この神戸市須磨区の豊かな海の近くで海苔の卸売業として先代が創業しました。海苔は西暦701年に記された大宝律令にも献上品の1つとして記載されているほどの古い歴史があります。一方、神戸・須磨で養殖が本格的に始まったのは昭和30年代になってからと浅く、昭和50年代以降急速に発展し、今日では兵庫県は日本有数の生産地となっています。

栄養豊富な明石海峡の潮流が育む海苔は、旨みが多く色艶が美しいと評判です。
それなのになぜ、「“隠れた”名品」なのでしょうか。

河昌
悲しいことに、「兵庫の海苔は業務用」という認識が食品業界では長く広まっていました。色艶は良いが固いというイメージが持たれていたようにも感じます。私自身、このようなイメージを持って須磨の海苔と向き合っていた時期があります。
ところがある日、ふと須磨で採れた一番摘みの海苔を一口食べてみたところ、贔屓目なしにとても美味しく感じたのです。「これは有名産地の海苔に負けていないのでは?」と感じ、試しに家庭用の焼き海苔として販売したところ、人気が出るようになりました。

この美味しさをもっと知ってほしいと、地元の名前を冠した「須磨のり」をブランド名とし、販路と認知の拡大へ向けた挑戦が始まりました。

河昌
須磨のりの特徴はまず、その生産方法にあります。通常は浅い海に支柱を立てて、そこへ網を張って海苔を育てます。この場合、潮の満ち引きによって網が浮いたり沈んだりするので、海苔が海面から顔を覗かせることがあります。
一方で須磨の海岸は水深があり潮の流れが速いため、支柱を立てるのではなくブイを浮かべ、そこへ網を張り海苔を育てます。この方法では干満に関わらず海苔がずっと海水につかったままの状態になり、空気に触れないため痛みがなく、海の栄養をたっぷりと吸い込むことができます。須磨のりは表面が美しく、味が濃いと言われるのはこのためです。

須磨のりの特徴を「バリバリおいしい」と表現する河昌さん。親しみやすさとともに、商品の確かな魅力と期待が伝わってきます。

社会への効果

多様化するニーズをとらえ、兵庫の魅力を発信する

今回のプロジェクトを通じ最も実現したいと願うことは、「地元の人が地元の良い商品、美味しいものを知らない」という現状を変えることです。

河昌
私たちの「須磨のり」は特殊な技術や加工を施しているわけではないので、世間にとって目新しい商品ではないかもしれません。けれど地道に地産地消の取組を進めて、この海苔の良さ、美味しさを伝えていきたいと思っています。“良いもの”を知ることで地域に誇りが生まれると思うからです。
まず手始めに、新聞の折り込みやポスティングを行い、地域の人に海苔の存在を知ってもらえるようにアピールしました。また5~6年前からは、体験型のイベントを積極的に主催しています。近くの漁港から船で5分ほど移動し、船の上から漁場や加工場などを見学する「漁場体験」は人気イベントの一つで、年に20~30人のご参加をいただいています。そのほかにも兵庫県鮨商生活衛生同業組合とタイアップしたイベントや、小学生向けに「夏休み自由研究のお手伝い」として海苔を題材に提供するなど奮闘しています。

まずは須磨に暮らす人へ。そしてゆくゆくは全国に、須磨のりの美味しさを届けていきたいと考えています。

河昌
須磨に所縁のある方々、特に現在兵庫県を離れて関東など全国で暮らす皆様に、ふるさとの味として須磨のりを届けたいと思っています。
もともと当社は寿司屋への海苔の卸が中心で、現在でも売り上げの6割は飲食店向けとなっています。今後は商品パッケージを工夫し、小売販売の実績を重ねていこうと考えています。個包装であれば贈答品として、職場への手土産などに喜ばれる商品が展開できそうです。

自社工場で加工する須磨のりには、焼き海苔だけでなく、味付け海苔などの加工品としての展開など、様々な可能性があふれています。確かな品質と商品への自信が、新たな挑戦を後押ししています。

河昌
須磨のりの認知が高まれば、漁業者が儲かり、須磨の漁業が栄えます。またお客様には、美味しくて健康によい須磨のりを食べて、健康な家族の暮らしを実現すると共に、おみやげや贈答に地元自慢ができるものを届けることで、贈った相手様との関係性、コミュニケーションも良くなります。さらに地域には新しい特産品が生まれ、一次産業の発展に寄与できます。この”三方よし”をぜひ実現したいです。

「“隠れた名品”をなんとかしたい!」という熱い思いをこめ、プロジェクトが始まります。

< このプロジェクトを応援したい!もっと詳細を知りたい!という方は下記のページをご参照ください >
「地元産「須磨のり」で漁業者・お客様と“三方よし”プロジェクト」への「ふるさと投資」もこちらから。
一番摘み 至高の「須磨のり」ファンド(外部サイトへのリンク)

※本ページへ記載している内容は、2017年12月現在のものです。

<ご注意(必ずお読みください)>

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